沿革

昭和22年 4月   龍潭寺住職・快翁和尚(故人)が、非行少年を救済しようと創設。
             青葉学園は、学園の母体である龍潭寺(学園の裏山にある
             臨済宗妙心寺派の禅寺)の第23代住職であった江口快翁
             和尚が創設した児童養護施設です。 昭和20年8月、日本
             は敗戦国となり国土は荒廃し社会情勢も混沌として、不安定
             な貧困時代でありました。快翁和尚は『こんな時代やからこそ、
             何かせんと宗教家として一生悔いが残る』と言い、周囲の反対
             にも屈せず寺の納屋を篤志家から集めた寄金で改築し、巷に
             溢れていた非行少年を保護育成したのが始まりです。当時は
             食糧難や衣料不足、そして脱走を繰り返すなど、
             日々の養育指導は実に苦労の連続でした。

昭和24年 4月   児童福祉法による養護施設として認可。
             児童福祉法の改正で非行少年は公立の施設へ入所することとなり、厚生省と京都府の勧めもあって、
             家庭に問題のある児童(戦災孤児、貧困、ひとり親家庭等)を保護育成する児童養護施設として、
             定員30名で再スタートしました。

昭和34年 9月   社会福祉法人認可。地元の小学校講堂解体の古材で園舎建造。
             理事長・園長に江口快翁就任
             地元の小学校講堂改築に伴い、その古木材を利用して寺の参道横の空地に新園舎を建築、社会福祉法人の
             認可を得て定員70名で飛躍することになりました。江口快翁和尚は、基礎工事のための土壌運びや資金調達な
             ど奮迅の努力を重ね園長兼理事長として活躍し、その後青葉学園は児童福祉施設として長年に亘り充実した活動
             を推進してきたのです。  

昭和51年 4月   園長に江口宗道就任
             快翁和尚が足の難病から歩行困難となり、その長男で指導員として従事していた江口宗道和尚(龍潭寺第24世
             住職)が、2代目園長・理事長となり継続して事業推進に貢献しました。                 

昭和62年 4月   理事長に村田弘道、園長に吉田寿晃就任
             54年3月、創設者快翁和尚が逝去され、60年代に入って2代目園長・理事長の宗道和尚が病に侵され、また
             園舎も築後約30年の経過に伴い老巧化し、児童の養育に支障を来たす状態となりました。60年に理事であっ
             た金閣寺住職村上慈海師が遷化され、後任に快翁和尚の義弟村田弘道が昭和60年に理事となり、朝日放送
             勤務の傍ら理事長に就任。そして、62年4月に創設当時から指導員として勤務してきた吉田寿晃(浄土真宗
             浄光寺住職)が園長に就任しました。

平成 元年 5月   園長に川勝和幸就任
             青葉学園改革の第一歩として、村田理事長と旧知に間柄であった府立其陽学校校長川勝和幸を新園長として
             迎えました。

平成 4年 3月   園舎新築完成(3棟定員60名)
             村田理事長・川勝園長のコンビで当時の理事各位の支援のもと新園舎建設の大事業に挑戦。平成3年度国庫と
             府の補助金、及び後援者の寄付、多額の社会福祉医療事業団からの借入金等で、旧園舎前に3棟定員60名の
             新園舎を完成させました。資金調達の為の寄付金集めに理事長や後援者がチャリティイベントを何度も開催
             したり、篤志家を訪問するなど東奔西走したのです。結果、青葉学園後援会「京都青葉の会」も誕生して現在
             も学園のために活動中です。

平成 5年10月   施設の専用道路完成。
             青葉学園の府道からの進入路を龍潭寺檀徒松井主計氏、松井和夫氏の土地寄贈により幅員8m
             の専用道路が完成しました。

平成 8年11月   常務理事江口佳津子(当時副園長) 厚生大臣表彰をうける。

平成14年 4月   川勝園長退職に伴い、園長に床分文隆(副園長)就任。

平成19年 3月   新園舎(小舎制園舎)完成。

平成22年 4月   園長に細見惠(副園長)就任。

平成23年 4月   理事長に江口昌道就任。
             村田理事長退任に伴い、江口昌道和尚(龍潭寺第25世住職)が、4代目理事長として就任。

平成27年 4月   園長に坂口武弘就任。

平成29年 4月   小規模児童棟完成(第1期)。
             家庭的養護推進による全施設の4期に分けての小舎化。

平成30年 4月   小規模児童棟2棟完成(第2期)。

平成31年 4月   小規模児童棟及び地域交流スペース完成(第3期)。

令和 2年 3月   第4期小規模化工事完成。

現在に至る。